どうやって奈良演劇祭のチケットを売るか  

 2016-02-27
さて、昨日のつづきである。


仮に、奈良演劇祭と並行しての稽古スケジュールが組めたとして、ネックになるのが、チケットの問題である。

演劇祭の運営上、勿論、タダで参加という訳にはいかない。

当然、参加費がある。

上演時間に応じて金額は変わってくるが、まぁ、一度でも参加された団体さんは、相場をご存知だろう。

抑えておきたいのは、団体が売ったチケットの収益は、そのまま、団体の収益となるという点。
つまり、チケットを沢山売れば、参加費の分は回収でき、黒字にできる可能性もあるということだ。


ただ、問題なのは、(今年に関して言えば)演劇祭とシアター生駒の本公演の日程が2カ月ほどしか開いていないという点だ。


シアター生駒の団員がチケットを売る相手というのは、過去の公演を観に来られた方々、シアター生駒固定のお客様が中心となる。
各劇団の固定客を一つのイベントに集める事により、今後、他の劇団の公演も観に行ってもらえるキッカケをつくる・・・というのが、演劇祭の狙いでもあるので、それはそれで良いのだが、

シアターの劇団員が危惧しているのは、

演劇祭のチケットを売って、程なく、本公演のチケットを売ろうとした時に

「こないだ買ったばかり」

という事になり、肝心の本公演の方を買ってもらえなくなるのでは?

・・・ということ。


何せシアター生駒には、無料公演を続けていた時期が10年近くある。
それを有料に切り替えて久しいが、年2回で固定していた公演回数が増えた時に、お客様がどう感じるかという事である。

まぁ、この危惧は集客の自信の無さの表れとも言えるのだけど・・・


チケットに関しては、問題がもう一つある

「60歳以上はチケットが無料」という点である。

奈良の劇団は、意外にこの料金設定が多いのだが、シアター生駒のメイン客層は、劇団員の年齢層の関係もあって、シニア世代の方が多くを占める。
これでは、チケットを配布はできても、参加費分の回収には繋がらない。
(チケットをお渡しした方が、60以下の方をもう一人連れて来てくだされば、良いのだけど・・・)

勝手な推測だが、この料金設定で二の足を踏んでる県内の市民劇団、シニア劇団は多いのでは無かろうか?

仮に自腹切る事になっても出るかどうか、ここでも、意見は分かれそうである。


だが、演劇祭に出ることによって、いつもと違うお客様の目に触れ、客層の新規開拓が図れるのも、また事実。

新たなお客様の、演劇祭→シアターの本公演という流れを意識するならば、日程が開いていないのは、むしろメリットとも言える。

20年目が見えてきた今、新たな世代の客層を、この機にがんばって獲得するというのも、確かに必要ではあるのだ。



つづく


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笑いと涙、そしてペーソス・・・だから演劇はおもしろい! 奈良は生駒を舞台に活躍する、生駒市民劇団「シアター生駒」です!!

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