カライ博士の終焉

 2014-11-10
「まほろば」終演以来、休止期間に入っているシアター生駒ですが、世間的には今が芝居の上演ラッシュ!
私も、この1週間にキラキラ座EVENT-STATION劇団大阪と立て続けに観劇しております。

しかし、これも自分の出る芝居が終わって、一段落しているためw

もう2週間も経ってしまいましたが、鯨椅子project#3「KARAI」が終演しました。
image (1)karai

私、シアター生駒に入って7年程になりますが、客演経験がらくらく演劇塾と劇団大阪ぐらいしかありません。
(ただ、どちらにも熊本先生・杉本さんがいたので、アウェーという程ではなく、らくらくなんか現在では第2のホームの様なものですw)
せっかくだから、奈良の他劇団さんともっと関わりをと思いつつも、何分、人見知りな小柳さんが、積極的に絡んでいける訳も無く、演劇祭なんかもお客として「あぁ良いなぁ」と見ている感じでした。


そんな状態を打破してくださったのが、鯨椅子のプロデューサーの向井さんで、昨年はCrossRopeLifeの客演にと私を紹介してくれました。

そして今年の鯨椅子

正直、生駒に引きこもりすぎて、自分の芝居が外で太刀打ちできるのか、非常に不安でして・・・もう全くのペーペーのつもりで参加しました。
(蓋を開けてみれば、今回の演者の中で、自分は年齢的に丁度真ん中で、「すいません、何にも分かりません」と言ってる場合でもなかったのですがw)
演出はじめ、夢歩行虚構団の方々が多く参加されており、アップのメニューなども、夢歩さんでのやり方を色々と教えてもらいました。(こういうのが、やっぱり新鮮)


稽古回数があまり多くなかったのですが(期間としては8月下旬~10月下旬)、「時間が無いなら無いでやりようはある」というのは、実感しました。

今回は、前半の1ヶ月が台詞覚え(通称:タベル)だけに使われました。
「演出は後で付けますので、役作りは結構です」と・・・
つまり、演出の指示に対し、すぐに動ける状態をつくっておいてくださいという事で。
ひたすら、読みと台本離すのを繰り返して、台詞をしっかりイタダキました

そして、10月に入り、いよいよ立ち稽古かと思いきや、これが中々立たない。
1シーン1シーンつくりつつも、本番2週間前ぐらいまでは座ったままの稽古で、「よそはこんなペースでやってるのか!?」と驚いたものですが、他の役者さんにコッソリ聞いても「こんなに少ないの初めて」とのことでしたw

11人の役者のスケジュール調整も難しく、結局、初めて全員そろって通したのは、初日の昼のゲネ。
しかし、意外と不安という文字はなく、良い緊張感を持って本番に臨めました。

これは、演出のだるままどかさんが、限られた時間の中にも丁寧な言葉がけと組み立てをしてくださったからに他なりません。

image karai

鯨椅子は一回限りのユニットなので、一概に比較できませんが、シアター生駒の場合・・・

シアターの演出家は、シアターの劇団員を育てていくという役回りがあるので、演出を与えると同時に課題を与えるという形になります。(「今回の芝居では~~が出来るようになろう」など)
なので演出の仕方は、役者を鍛えて考えさせるため、問題提起もあれば、煙に巻くような時さえあります。
それに対し、役者はその場で「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤を繰り返すということが多いのですが、今回それをやっていたら、確実に間に合わなかったでしょうね。
下手に時間があるから、悩むというのはあるかもしれませんが・・・

image (2)karai
この辺で閑話休題w

過去に老け役を何回かこなした甲斐あって(?)違和感なく還暦間近の大里教授役をやれました。
メイクもしっかりしていただいたので、特に、演技で老けようと意識もしませんでしたが。

共演者の方々とは、ラスト一週間ぐらいでホントお近くなれまして、人見知りの小柳さん何処へやらでした。
(稽古開始当初は、警戒モードだったため、無言でした。「小柳さん、普通の人で良かった」と、後にある方から言われてしまう始末)
久々に「本番で台本に無い事をぶっこまれる」ということもありましたしw
いやぁ、舞台の表も裏も楽しかったなぁ。

私が頂いた感想では、「最後は笑って泣いた」という正に今回の狙い通りのものもあれば、「私が死ぬ時は~~してほしい」という、何て答えたら良いか困るものもありましたがw、とても好評でした。

「まほろば」では演出助手兼制作という、一歩引いた所で芝居と関わった私。
ある意味、ちょっと冷めたような感じもあったのですが、「やっぱり芝居おもしれえ!」と胸のエンジンに火が着きました。
素敵な刺激を、本当にありがとうございました。

また御一緒できる機会が来るまで、私は生駒を舞台に頑張ります。

<追記>
記事の掲載後にすてきなスライドショーがアップされました。
こちらもどうぞ!(最後のテーマ曲が、また良いのです)




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笑いと涙、そしてペーソス・・・だから演劇はおもしろい! 奈良は生駒を舞台に活躍する、生駒市民劇団「シアター生駒」です!!

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