第9回本公演 朗読詩劇「広島第二県女二年西組」

 2009-11-10
集合1

2004年上演

作 関 千枝子
台本構成 岩田直二
演出 熊本 一

【あらすじ】
~原爆で死んだ級友たち~
 1945年8月6日、広島第二県女二年西組の生徒たちは広島市雑魚場町の建物疎開の解体作業に勤労動員されていて、午前8時15分、被爆した。現場は爆心から南へ僅か1.1キロメートルの地点にあった。2名の女性教師をはじめ、生徒39名のうちの1名を除いて全員が被爆から2週間以内に死亡。ただ一人生き残った生徒も、24年後の1969年に37歳の若さで、胃がんのため他界した。
 その日、たまたま病欠などで参加しなかった6人の級友がいた。彼女たちが作業に参加していたら、二年西組は文字通り全滅していたことであろう。その6人の中に著者がいたのである。以後、彼女は生き残ってしまったことへの後ろめたさで、級友たちの死を胸の奥へ納める。
 それから31年目の夏、彼女は二年西組の被爆記録の収集を思い立った。そして8年の取材調査の結果、この作品がまとめられた。


【演出のことば】
 関 千枝子さんの、原爆で死んだ級友達を記録された「広島第二県女二年西組」を改めて読んだ。感動で胸が震えた。「お母ちゃん、泣いちゃいけん。うちらは、こまい兵隊じゃ、兵隊がお国の為に死ぬのに泣いちゃいけん。」と親を諭して死んでいった広島の14才の少女達に。涙はない。怒りが沸いてくる。もう、戦争は、ごめんです。

 突然ですが、私は日本国憲法が好きです。私たちが世界に誇りうる第2章戦争の放棄第9条があるからです。被爆国日本の尊い宝物だからです。
 原爆を落とされた私達日本人が戦後50数年間をかけて手にしてきた「戦後民主主義」―平和、生命、自由、人権、社会福祉、地方自治、労働基本権等が、ここ数年で弊履のごとく崩れ去ってきている。その最後の砦が憲法です。だから一字一句、現代を呼吸するものとして、憲法が好きです。
スポンサーサイト

トラックバック
トラックバックURL:
http://ikomaza.blog96.fc2.com/tb.php/12-b3faf4d2

コメント











管理者にだけ表示を許可する
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

シアター生駒

Author:シアター生駒
笑いと涙、そしてペーソス・・・だから演劇はおもしろい! 奈良は生駒を舞台に活躍する、生駒市民劇団「シアター生駒」です!!

最新記事
最新コメント
カウンター

カテゴリ
最新トラックバック